JA栗っこは10月18日、都内のKKRホテル東京で「2017 秋の栗原まるごと観光と物産展」開催した。
JA栗っこの吉尾三郎代表理事組合長は挨拶で、29年産水稲の生育は「異常な気象状況に見舞われたが、JAのある宮城県北部の作況は101で、日照不足の割に作柄はまずまずだった。粒張りも良く食味も平年並み」と話した。JAの販売推進課からも、「登熟が長くなった分、じっくり生長したのではないか」との見解が示された。
宮城県気仙沼市で生まれた小野寺五典防衛大臣が来賓として訪れ、挨拶を行った。
管内の主な水稲作付品種は、ひとめぼれが約6,445㌶、つや姫が703㌶、萌えみのりが387㌶、ササニシキが143㌶、東北194号が30㌶となっている。
会場では、ひとめぼれ、つや姫、東北194号、萌えみのり、そして新品種の「だて正夢」の試食も提供されたほか、仙台牛のステーキもふるまわれた。