6月 182018
 

 業界探知機は今号を持って最終回となりまます。これまで長年に渡ってご愛読していただいた方はもちろん、取材にご協力いただいた方、情報提供していただいた方々に心より感謝申し上げます。また、探知器の記事で御迷惑をおかけした方もおり、紙面を借りてお詫び申し上げます。

 最終回に当たり、長年コメ業界を取材して来た身としてこれまで以上に業界の行く末に危機感を覚えます。それは現状のようなコメ政策を続けていれば、コメが産業として育たないばかりか日本の稲作農業が崩壊してしまうという危機感です。食管法から食糧法へ制度の名前は変わりましたが、その本質は高米価に因る生産者保護政策であり、その政策的手法は「縮小均衡」政策です。その結果、コメのマーケットは縮小を続け、生産者の高齢化も進み、生産現場の構造改善が進まないうちに安楽死しようとしています。農水省は米価維持のための出口対策はやらないと明言しながら、新たな出口対策をやり始めました。

 それは言うまでもなく輸出促進対策です。入口対策として餌米に巨額の税金を注ぎ込んで主食用米の生産量を絞り、米価を高値誘導しながら、一方で輸出用米にこれまた多額の税金を注ぎ込むという矛盾に満ちた政策を推進しています。農水省の政策はコメに限らず、伝統的にブレーキとアクセルを同時に踏んで両方を利権化するというものです。この手法を究極まで高めているのがコメ政策です。

 百歩譲って水田フル活用の美名のもとに餌米推進を善しとしてもそれで耕作放棄地が減少したでしょうか?担い手に農地が集約したでしょうか?生産コストが下がったでしょうか?それどころか
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 Posted by at 10:57 AM
6月 152018
 

【農水省】平成29年産米の相対取引価格・数量について(平成30年5月)
《概要》
(相対取引価格・数量)
平成30年5月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,735円/玄米60kg(4月より▼41.2円)、相対取引数量は、全銘柄合計で11万トンとなっています。

 Posted by at 6:47 PM
6月 152018
 

・「スマート農業推進フォーラム・講演」から 
■「大泉先生の予測では10年後に農家戸数は半減、2030年には10万戸の農家が99%の農地を耕作するとされています。ここで最大の問題は担い手。そうした状況になった時、精密農業でサポートできるかと言うことです。当社ではサポートするためにスマート農業システム開発など4つの取組みを行っています。その一つがKSASです。世界で初めて食味センサー付きコンバインを販売しました。これを使えば食味・収量が分かりますから圃場の状態が一目瞭然です。実証テストでは3年間で収量が15%アップしたという事例があります。現在、
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6月 132018
 

 秋田県中央部に位置する「JA秋田なまはげ」(秋田市千秋矢留町)。同JAは今年4月、旧JA新あきた(秋田市)と旧JA秋田みなみ(男鹿市)の2JAが合併して発足した。現在、隣接地域であるJAあきた湖東の合流に向けても調整協議が進行中である。

 スタートしたばかりの「JA秋田なまはげ」だが、まずその名称に目が行く。同JAでは「旧JA秋田みなみは男鹿半島(『なまはげ』発祥地)がエリアのJAでしたので」(米穀課)と名称決定の由来を紹介する。「秋田のいわば象徴でもある『なまはげ』。その名前がJA名に付いたので、非常にインパクトのある産地になったと言われます。名前を聞くだけで県内のどこの地域かが印象付けられる」と受け止めている。

 そうとなれば見込まれるのが独自商品「なまはげ米」の誕生だが、あいにく先に商標が取得されていたため、
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 Posted by at 12:31 PM
6月 112018
 

 埼玉県富士見市を中心に約35㌶の水稲栽培を行う(株)いるま野アグリ。JAいるま野が平成18年に設立したJA出資型農業法人だ。コメ・麦・大豆・野菜の栽培と販売の他、水稲苗の生産供給基地としての役割も担う。

 JAいるま野は県南西部に位置し、農業産出額は約3百億円、うち野菜類が最も多い56.1%を占め、次いでコメが11.4%を占める。県オリジナル品種で、29年産では「特A」を獲得した「彩のきずな」の栽培に熱心なJAでもある。管内での栽培比率も平成29年産の40.9%から30年産では50%に高め、コシを上回る予定。また東洋ライス(株)とも事業協力を行っており、
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 Posted by at 2:29 PM